自然がマナーを教えてくれるのがゴルフ

どんなスポーツ・仕事にもルールとマナーは不可欠です。

それがないと無秩序な世界が広がります。

娯楽の意味合いが強いゴルフも極めるのは非常に難しい。

それは、厳格なルールやマナーの徹底があるからこそで、その上にスーパーショットやミラクルが生まれるのです。

スポーツとしては単純明快。

ボールをクラブで打って穴に入れる。

その打数の少なさを競う。

シンプルが故にルール・マナーが重要視される紳士のスポーツなのである。

ゴルフは、正に自然を相手にした過酷なスポーツである。

が故に、自分の放ったショットが藪の中に入ろうが、池に落ちようがコースを変える訳には行きませんし、ラフに入ったからと言っても草刈りして整えてからスタートでは身勝手すぎます。

そうしてある自然を相手にあるがままにプレーするのがゴルフのスタイルなのです。

自然に逆らう事が出来ない代わりに、上手く利用する術が必要になるのです。

コースもフェアウェイとラフ。池とバンカー。樹木と風、そして雨。

あらゆる要素がある中で、最短打数で競う事に意味があるのです。

そうした変えられない、プレーヤーに等しい自然条件下で、制約が多ければ多いほどルールが重要視されるのです。良い戦いが自分と自然との葛藤が生まれるのです。

無論、ショットの際に出来た芝生の削れを自分で直すのはマナーの一つ。

自然を壊さない「あるがまま」の状態を保つ上で紳士的な行為となります。

グリーンを荒らすような歩き方をしない事は無論の事、ハイボールで出来たボールマークを元に戻すのも、他のプレーヤーへの配慮。

バンカーの砂を均す、静寂を保つ、他のプレーヤー(組)のプレー時間に留意する等は、最低限のマナーと言える。

自然は変える事が出来ない。ならば自分が適応しよう・順応するべき。この哲学を体現したのがゴルフだろう。

メンタル面の強さと緻密な計算をしたとしても、自然には勝てない。

その鉄則を逆手に取て利用しながら最高のプレーを刻々と刻む。自分との闘い。

自然がマナーを教えてくれるのがゴルフだろう。